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87:スタメン名無しさん 5/24 14:17
デイリー広島・特報版
☆ブラウン監督も「最重要な役割」と評価☆
中継ぎの誇りを・小林投手コーチがコイ投の意識変える!!
今季、広島の中継ぎ陣が好調だ。誰が投げても「勝利の方程式」に入れる。
そんな状況を作っているのが、ブルペン担当の小林幹英投手コーチ(31)だ。
自身の経験からの目標は、「中継ぎ陣の誇り」を持たせることだ。
過去にあった「中継ぎ降格」という言葉を死語にするつもりでいる。
【調整法にも変化】
今季中継ぎ陣の活躍が際だっている。「マスコミの人が中継ぎの活躍を取り上げてくれる。抑えたことが自信になっている」小林コーチは笑顔を見せた。
ブルペンの雰囲気が一変した。中継ぎの調整方法に変化があった。
昨年までは試合前半に1度肩を作ることもあったが、今季はそんな「無駄」を省いている。
「雰囲気はいい。肩を作らない時は作らない。何となくブルペンに入ることはなくなった」という。
投手の命でもある肩、ひじに負担をかけないためにも、無駄な球を投げない考えはシーズンに入っても続行中だ。
ブラウン監督は中継ぎ陣を「プライオリティ ロール(最重要な役目)」と評した。その言葉は誇りになりつつある。
先発陣の球数制限が100球前後となった以上、登板機会が増える。
中継ぎ陣にローテを採用したこともあり、誰にでも「勝利の方程式」に入るチャンスがある。
「先発上位時代」の長かった日本野球では、先発から中継ぎに回る投手を「中継ぎ降格」と表現してきた。
しかし、小林コーチは反論する。
「そういう形だけでは、もう言わせない。そういう思いをみんなが持ち始めている」という。
プライドがチームで育ち始めている。自身も現役時代に中継ぎ、抑えの経験が多かったことからその思いを強くした。
コーチとして、広島のイメージを変えたい思いもある。
「これまでは「打撃のチーム」というイメージが強かった。「投手で勝つ」ことがもっとあってもいい。特に競った試合で、みんながいい仕事をしてくれたらいい」
先発が安心できる中継ぎ陣を清川コーチとともに盛り立てていく。
【記者のポケットメモ】
「中継ぎ降格」その表現を何度か使ってきたが、時代錯誤なのかもしれない。
きっかけは中日・落合英に言われたことだった。
「「中継ぎ降格」はやめて欲しい、必死で抑えているのに・・・・・(´・ω・`) 」
そんな意見に広池も同調する。
「先発は一度は失敗できても、中継ぎはできないですからね!(`・ω・´) 」
近年の阪神・中日の強さを見ても中継ぎ陣の強化は不可欠。
重圧のかかる立場を見直すべきだと、改めて実感した。
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